連載コーナー
本音のエッセイ

2013年4月掲載

21世紀は人と地球にやさしい国創りを基調にアクション

天地 琉聖さん/社会貢献型プロデューサー兼ミュージシャン

天地 琉聖さん/社会貢献型プロデューサー兼ミュージシャン
沖縄県出身。「人と地球にやさしく生きる」を最大のテーマとし、自立型健康学、平和、人権、人類愛を基調に、数多くの教育現場や人権団体、国の機関などから講演の依頼を受け、天地独自のメッセージ音楽を盛り込んだ講演活動が称賛される。 オフィシャルサイト http://www.weogroup.com/ryuseiprofile.html

2011年3月11午後2時46分ごろに発生した東北地方太平洋沖地震によってもたらされた大災害。また、二次災害として福島第一原子力発電所の放射性物質が漏出する重大事故が発生した。6基の原子炉のうち、1~4号機の電源が津波による浸水で故障を招き、さらに原子炉建屋内で水素爆発がおきるなど、炉心溶融の危険性が生じ、アメリカのスリーマイル島原子力発電所事故(1979)を上回り、旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所事故(1986)に比べられる大事故となった。

この災害を通して、人類がこれからどのような道を歩むべきかを、立ち止まって、前向きに考え、決断し、1人ひとりが役割を担い、国レベルにおいて、人と地球にやさしい国創りを進めていかなければならない、特別な時代「変革の21世紀」と認識する。今回の地震災害を体験した多くの国民が気づいた、お金があっても、食料がなかなか確保できない事態が発生したことなども視野に入れ考えてみると、今後の日本の自給率UPが重要課題となる。

また、経済再生を図る上で、最も重要な自然破壊につながらない配慮、また、太陽光線、天然ガス、海、風、雨水、山の傾斜などを利用して生み出せるさまざまな種類の自然エネルギーを開発し、確保、循環供給する必要性を感じる。現在の人類の知恵を結集すれば、これらすべてのことは具現化できると認識する。

ここで、わたし自身も立ち止まって、人として生きる上で、必要不可欠な順位を思考したとき、先に、空気、水、食物、太陽光線が思い浮かぶ。これらの1つが欠けても、人としての健全な命は育めないと理解する。

また、最も大切なことは、すべてが良質でなければ、健康な体と健全な思考が維持できないということである。これらのことを基調に世界が一致し、変革をアクションし、人と地球にやさしい国創りを構築したことをイメージしてみると、健康な体が維持されることにより、医療費が大幅に削減される。

また、高齢であっても自立した生活が叶う。そして国々において「人と地球にやさしい」生活が日々模範的に行われることで、自然災害の猛威を緩和できると認識できる。また、相乗的効果として、国々の争いが緩和される他、さまざまなメリットが生まれる。そして、何よりもこれから誕生するかけがえのない命の安全が確保できるのである。

最後に、わたしたち人類が支え分かち合い、兄弟姉妹愛にあふれることを切に願い、世界が平安であることを心よりお祈りいたします。

(無断転載禁ず)

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