区分所有建物とはどのような建物ですか。
区分所有建物とは、建物の区分所有等に関する法律(区分所有法)に規定される専有部分が属する1棟の建物のことをいいます。専有部分とは、1棟の建物に構造上区分された数個の部分で独立して住居、店舗、事務所または倉庫その他建物としての用途に供することができるもので、建物の各部分に構造上および利用上の独立性があることが要件です。構造上の独立性とは、壁・扉・床・天井などによって他の部分と遮断されていることです。利用上の独立性とは、建物の部分が隣の部屋を通ることなく、直接外部に出入りすることができるかが基準となっています。
代表的なものとしては分譲マンションが区分所有建物です。例えば、1棟の建物の101号室、102号室、103号室をA、B、Cさんがそれぞれの部屋を所有する場合がこれにあたり、1棟すべての部屋を1人が所有するワンオーナーのマンションは区分所有建物にはあたりません。
2022年11月掲載
Wendyは分譲マンションを対象としたフリーペーパー(無料紙)です。
定期発送をお申込みいただくと、1年間、ご自宅のポストに毎月無料でお届けします。
月刊ウェンディに関すること、マンション管理に関するお問い合わせはこちらから