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マンションの長期修繕計画とはどのようなものですか。
建物等は、経年により劣化していきますので、それに対処するために適時適切な修繕工事等を行う必要があります。ただし、修繕工事等の費用は多額であり、区分所有者より一括で徴収することは、大きな負担を強いることとなります。費用不足のため必要な修繕工事等を行えなければ、建物等の劣化を進行させることになり、あとで大きな負担が発生することに繋がります。
長期修繕計画は、そのようなことがないよう、将来予想される修繕工事等を計画し、必要な費用を算出し、月々の修繕積立金を設定するために作成されるものです。
具体的には、①計画期間、②推定修繕工事項目、③修繕周期、④推定修繕工事費、⑤収支計画を含んだもので構成され、これに基づいて修繕積立金の額の算出をします。
長期修繕計画の作成は、国土交通省が提示するガイドラインに基づき、各マンションの形態、仕様等に合わせて作成します。また、国土交通省は、長期修繕計画の内容については5年程度ごとに調査・診断を行い、見直すことを推奨しています
2023年1月掲載
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