防火構造・耐火構造の違いはなんでしょうか。
防火構造や耐火構造は、火災に対する性能を備えた構造について建築基準法で定められたものですが、それぞれ次のような違いがあります。
まず防火構造とは、建築物の周囲で発生する通常の火災による延焼を抑制する性能である「防火性能」を有する構造です。防火構造には、鉄網モルタル塗や漆喰塗などがあります。
これに対して耐火構造とは、当該建築物自体の火災が終了するまでの間、その火災による建築物の倒壊や延焼を防ぐため、壁、柱、床などが耐火性能を有する構造です。耐火構造には、鉄筋コンクリート造、レンガ造などがあります。
2012年7月掲載
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