小学生の子どもとマンションに住んでいます。子どもはよく部屋の中を走り回ったり暴れたりして、ご近所に迷惑をかけていないか心配です。そこで遮音性に優れたクッションフロアに替えようと思います。それを用いると、L-50の遮音性能があると聞きました。L-50ではどれくらい改善されるのでしょうか。
L値とは、固体の音を遮断する能力の衝撃音性能のことで、上階の衝撃音が下階に聞こえる音の大きさを示すものです。L値には、足音や飛び跳ねる音である重量衝撃音(LH)と物の落下音や椅子を引きずる音の軽量衝撃音(LL)の2つがあります。この性能の目安は下の表の通りで、Lの後の数字が大きい程遮音性能は低下します。
遮音等級 | 足音や飛び跳ねる音 | 物の落下音 |
L-40 | 遠くから聞こえる感じ | ほとんど気にならない |
L-45 | 聴こえるが気にならない | サンダル音は聞こえる |
L-50 | ほとんど気にならない | ナイフ・フォークなどの音は聞こえる |
L-55 | 少し気になる | スリッパでも聞こえる |
L-60 | やや気になる | はしを落とすと聞こえる |
2007年1月掲載
Wendyは分譲マンションを対象としたフリーペーパー(無料紙)です。
定期発送をお申込みいただくと、1年間、ご自宅のポストに毎月無料でお届けします。
月刊ウェンディに関すること、マンション管理に関するお問い合わせはこちらから