高層難民とは何ですか?
高層マンションで暮らしていて、地震などの災害時に、停電やそれによるエレベーター停止などで、上階に取り残されたままになる住民のことです。
現在、各メディアではM7.3の首都圏直下地震が今後30年以内に発生する確率は70%程度と言われています。もし、このような災害により普段使っているエレベーターが使用できなくなったらどうなるでしょうか。高層階に住む住民は階段を使って必要物資を調達しなければなりません。
マンションの管理組合によっては、5階ごとに共用の備蓄倉庫を設置して、ここに補助的な1週間の備蓄品を確保しているところもあるようですが、万全な災害対策をとっているマンションは多くありません。災害時の備蓄を各自用意するなど、普段から住民一人一人が防災意識を高く持つことが大切です。
2010年9月掲載
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