マンションやビルに埋め込まれている「定礎」というプレートは、何なのでしょうか?
「定礎」とは、建築時の定礎式という儀式のときに埋め込まれたプレートです。そこには「定礎」という文字と竣工年などが刻まれています。定礎式とは建築工事の開始を記念するとともに、建物の安泰を祈って行われる儀式のことです。
定礎のプレートの中には「定礎箱」という箱が入れられます。その箱の中には、建築図面、建築主や関係者の氏名が書かれた銘板や、定礎式が行われた日の新聞やその他話題になっているものなど、建築当時をしのべるようなものを入れます。いわゆるタイムカプセルのようなものです。
2014年1月掲載
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