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素敵なマンションライフのために

編集部からのご回答


シックハウス症候群について

マンションに住み続けて7年目を迎えますが、最近よくシックハウス症候群の記事が目に止まります。うちのマンションは安全なのでしょうか?ホルムアルデヒド測定をしたほうがよいでしょうか?

「シックハウス症候群」とは、住まいの環境が起因したアレルギー・アトピー等のことをいいます。アレルギー・アトピーを引き起こす原因となる物質は、塗料・接着剤・防腐剤・防蟻材などの化学薬品(特にホルムアルデヒドという物質)といわれており、これらが、室内に揮発・放散されることで引き起こされます。
  この疾患が広まった主な理由としては、
1. 壁・天井、カーテン・家具等、様々な物に化学薬品が使われるようになったこと
2. 高気密・高断熱など、密閉型の家屋が現代の主流になったことが挙げられており、現代病といえるでしょう。化学薬品の揮発・放散がもっとも強いのは、新築時やリフォーム後です。その後は、時とともに、揮発・放散は弱まっていきます。
  ご質問では、マンションに居住されて7年目ということですが、7年の間「シックハウス症候群」らしき症状がご家族の誰にも確認されないのであれば、これから後、症状が出てくることはまずないでしょう。
  また、「シックハウス症候群」の主な原因とされる、ホルムアルデヒドの測定についてですが、専門家に依頼した場合、数万円の費用がかかります。「シックハウス症候群」らしき症状を確認されない限りは、測定する必要はないと思います。
  なお、新築時やリフォーム後は、換気を心がけることが大切です。室内の空気を常に入れ替えることにより、化学薬品や埃を一掃します。また、化学薬品や埃などが蓄積する原因となる湿気への対策ともなります。

2003年5月掲載

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