ウォーターハンマーとはどのような現象ですか。
ウォーターハンマーとは、水道の蛇口を急に開閉したときなど、給水管内の水流が急に止められたときに、逃げ場を失った水圧が給水管内で衝撃や振動を起こす現象です。水撃作用ともいわれています。
この衝撃や振動により、キッチンや浴室から異音や衝撃音が聞こえたり、シャワーの温度の急激な変化や、給湯器のセンサーの破損、漏水などの問題を引き起こすこともあります。
ウォーターハンマーは、給水管の長さ、流速・流量に比例して起こりやすいため、高層マンションなどは比較的起こりやすいといわれています。
防止方法としては、給水管内の圧力を逃がす効果のあるウォーターハンマー防止装置を水栓などの近くに設置することが有効とされています。
2013年1月掲載
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