アスベストはなぜ有害なのですか。どんな健康被害があるのですか。
アスベスト(石綿)とは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物をいい、経済的に安価で、耐熱性・耐薬品性・絶縁性などの諸特性に優れているため、広く建設資材・電気製品・自動車・家庭用品などに用いられていますが、人体への悪影響が問題視されています。体内に吸い込んだアスベストは肺に刺さり長期間人体に残留します。残留したアスベストは長い潜伏期間を経て、肺がんや悪性中皮腫を発症すると考えられています。
欧米では古くからアスベストの有害性が指摘され、制限・禁止措置が講じられてきました。日本もそれに続く形で、毒性の強いもの、代替が可能なものから順次、輸入・製造・使用制限がかけられています。
2009年11月掲載
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