マンションの広告に書いてある『住宅性能評価付き』とは、どういったものですか?
平成12年に『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』が施行され、この法律は3つのポイントから成り立っています。
A)住宅性能表示制度の整備
B)住宅に係る紛争処理制度の整備
C)住宅の瑕疵保証制度の充実
これらのうち販売パンフレットなどに謳われているのが、A)住宅性能表示制度の『住宅性能評価』です。
『住宅性能評価』の項目は次の9つです。
(1)構造の安定
(2)火災時の安全
(3)劣化の軽減
(4)維持管理への配慮
(5)温熱環境
(6)空気環境
(7)光・視環境
(8)高齢者への配慮
(9)音環境
マンションの場合、販売者が設計段階でこれらの項目の取得等級を設定し、購入者はその項目の等級内容を見れば、どこに重点をおいた建物であるかが判断できます。
2010年3月掲載
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