「コンクリートの中性化」とは、どのような現象なのでしょうか。
コンクリートの中性化とは、コンクリートのもともとの特性であるアルカリ性が空気中の二酸化炭素や酸性雨などに触れることにより中和され、アルカリ性が低下していく現象のことです。この中性化によってコンクリート内の鉄筋がさびて、コンクリートのひび割れなどが起こる原因となります。
対策としてはコンクリートの表面に塗装をしたり、表面をタイルで覆うなどして、中性化による劣化を遅らせる方法や、コンクリートに電流を流し中性化したコンクリートを再度アルカリ化する再アルカリ化工法などがあります。
2014年6月掲載
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