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管理に関するFAQ


二つの選択肢を総会議案に上程する方法について

大規模修繕工事の仕様について二つの案があり、どちらの案を採用するかについて理事会で決めかねることから、二つの案から選択する内容の総会議案を上程しようと考えているのですが問題ないでしょうか。

二つの案を総会議案に上程する方法として、議案を複数に分け各案ごとの議案とする方法が考えられます。
 A案を第1号議案、B案を第2号議案とし、第1号議案が可決された場合、第2号議案は審議せずにA案で決定とします。また、第1号議案が否決された場合、第2号議案を審議します。そこで、第2号議案が可決されればB案で決定とし、否決された場合は、大規模修繕工事の実施が否決されたこととなります。
 このような議案とする場合、第2号議案には、第1号議案が可決された場合、本議案は審議せず廃案とする旨をあらかじめ記載しておく必要があるでしょう。
 ただし、このような議案は一般的でないことから、議決権行使者が誤って両議案共に賛成とすることがないよう、議案書を明快な内容とすることに、特に配慮しておくべきでしょう。
 管理規約に定める総会の決議要件は、理事会で承認された議案に対して賛否を問うことを前提としており、複数の案から選択することは想定していないと思われます。
 住民アンケートの結果を参考にする等の方法で、理事会で一つの案を定めてから、総会議案とすることが望ましいでしょう。

編集/合人社計画研究所法務室 監修/桂・本田法律事務所 本田兆司弁護士

2016年3月掲載

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