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バルコニーの活用方法と注意点

コロナ禍でおうち時間が増え、「バルコニーをDIYでステキな空間に変えたい」「ガーデニングを楽しみたい」と思われている方も多いと思います。しかし、バルコニーは共用部分であるため、居住者の自由に使うことはできません。あらかじめ管理規約や使用細則をしっかりと確認する必要があります。特に地上より風が強い高層マンションではバルコニーの使用方法を細かく制限していることがあるため注意が必要です。ルールを守り、バルコニーでの時間を楽しみましょう。

バルコニーのイメージを変えたい場合は床にすのこなどを置いてみるのはいかがでしょうか。面積が広いため、印象が大きく変わります。すのこなどを置くと外履きを履かずにバルコニーに出ることができ便利です。すのこなどの高さを調節し、部屋の床と同じ高さにすることで、リビングの延長のように見せ、部屋を広々と感じさせます。高層マンションでは禁止されていることもあるため、事前に必ず確認をしてください。

バルコニーに植木鉢やプランターを置き、緑がある空間をつくるのもすてきです。手すりの内側にラティスと呼ばれる斜め格子の柵を設置するとより華やかな印象になります。

バルコニーで植物を育てる場合の注意点はいくつかあります。植木鉢が落下して、下を歩く人にけがをさせないために、手すりの外側や手すりより高い位置に植木鉢を設置してはなりません。

水やりを繰り返すと植木鉢の底から土が流れ出たり、植物の枯葉や茎が落ちて排水溝を詰まらせてしまうことがあります。受け皿を置くのはもちろん、こまめな掃除を心がけてください。掃除の際に大量の水を一気に流さないようにしましょう。下の階に水漏れをしたり、隣の住戸のバルコニーに流れ出す可能性があります。

台風など強風が予想される場合はバルコニーに置いてあるものは室内に取り込みましょう。植物は枝葉がある分、風にあおられやすいです。

何かを吊り下げるために、外壁やバルコニーの手すりにドリルで穴を開けることは厳禁です。小さな穴だとしても、そこからひび割れが発生して水漏れなどの原因になります。

マンションのバルコニーは避難経路です。避難を妨げるものを置くことは禁止されています。隣の住戸との境にある隔て板は破壊することができるように、床にある避難器具用のハッチは階下に降りることができるように、周辺に大きな植物や簡単に動かせない重い棚などを置いてはなりません。


〈バルコニーで植物を育てる際の注意点〉


手すりの外側に鉢を吊るしたり、手すりより高い位置に鉢を置くのは危険です


隣の住戸との隔て板の前に、大きな植物などを置くことは禁止されています

2021年6月掲載

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