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畳寄せを巾木(はばき)のように高く

和室の床の壁際には、畳をおさめるための横木が設置されています。これを「畳寄せ」といいます。

従来の日本家屋の室内は壁から柱が露出している「真壁(しんかべ)」という造りです。柱が壁面より少し出ているので、畳を置くと壁面との間に隙間が生じてしまいます。その隙間を埋めるために、畳と同じ高さの「畳寄せ」を設置します。

マンションの和室は柱が壁の中におさめられて表面には露出しない「大壁」という造りです。ですが、出入り口や押入の木枠は壁面から突き出ているので、木製の「畳寄せ」が必要です。

和室を掃除する際に、掃除機の先端が壁に当たり、壁の仕上げが傷つくことがあります。和室の壁を長持ちさせるための一策として、従来の日本建築の造りとは異なりますが、この「畳寄せ」を洋室の巾木(壁の最下部に取り付ける細長い横板。汚れたり、壊れやすい壁の下部を保護する)のように高くする方法があります。そうすれば、掃除機が当たっても壁に傷がつきません。

既存の「畳寄せ」の上に継ぎ足すこともできますが、微妙な隙間と段差で畳を外すときに畳が引っかかったりするので、既存の畳寄せを取り外して背の高い横板に取り替えるほうがいいでしょう。リフォーム会社などに相談して検討してみてはいかがでしょうか。

畳寄せを巾木のように高く
畳寄せを巾木のように高く

2019年2月掲載

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