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玄関・廊下・庭
靴箱を継ぎ足してトールタイプに

カウンタータイプの靴箱。置物などで飾り付け
カウンタータイプの靴箱。置物などで飾り付け

マンションの靴箱は、玄関の奥行きと同じ長さで腰までの高さのカウンタータイプが多いです(写真左)。天板に置物を飾ったりして楽しむことができますが、もっとたくさん収納したい場合は、このスペースを活用して天井までの棚を追加することができます。

上に付ける棚の扉は、現在入手可能な仕上げ材から選びます。上下ツートンカラーにする選択肢もありますが、全体を統一させたい場合は、事前に木目などを確認しましょう。既存の扉の表面に新規の扉の仕上げ材を貼り、正面から見える範囲は同じ仕上げにすることも可能です。

上部に設置する箱を空間ぴったりのサイズにすると、ちょっとした寸法の誤差で設置できなくなるので、5〜10ミリ程度小さめに作ります。設置して生じた隙間が小さければシール材を充てんしますが、5ミリ以上であれば扉と同じ仕上げの細幅の木材(フィラー材)を差し込みます。

継ぎ足しをした靴箱
継ぎ足しをした靴箱

玄関スペースの室内側の壁は軽量鉄骨天井下地で精度が良いのですが、共用廊下側の壁はコンクリート壁で歪みがあったりするなど、微妙な寸法のずれがあることが多いです。新しい棚は室内側の壁寄りに設置し、フィラー材は共用廊下側の壁との間に設置することになります。位置が片寄せになるので、上下の箱の中央のラインをぴったり合わせることは難しくなります。上下の箱が中央での両開き扉となっている場合、上下の扉の中央ラインはずれが生じてしまいます。上下のラインのずれは目立つため、下が中央開きの2枚扉なら上は3枚扉にするなど、あえて扉の開き位置をずらすと良いでしょう。

扉の開閉用の取っ手は、あまりモデルチェンジされないので同一形状のものを取り付けられることが多いです。同じものがない場合は、ステンレス、真鍮(しんちゅう)、黄銅など、素材をそろえるか、下の取っ手も同時に全て取り替えましょう。

新しく取り付ける扉の取っ手の位置に悩んだ場合は、既設の取っ手と上下の境目の板との距離と同じ距離に取り付けましょう(写真右)。統一感がでます。

2018年11月掲載

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