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マンションリフォーム

マンションリフォームトピックス

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屋上のリフォーム

マンションによっては、スペースの有効利用のため屋上部分を使用できる状態にしていることがあります。防水の保護コンクリートやタイルを張ったものから、ウッドデッキにしたもの、屋上庭園を造ったものまであります。ルーフバルコニーはその代表例です。

屋上すなわち建物の屋根を利用しているわけですから、雨水が漏れないようにメンテナンスをしなければなりません。防水層の上に保護層があるため、露出の防水層のような速さで劣化は進行しませんが、必ず劣化はします。露出防水と比較すると、劣化の進行速度は半分程度と考えられています。

マンションの修繕工事の場合は、元のきれいな状態に復元することが基本です。しかし屋根の下の階に居住者が生活している状態で工事を進めるわけですから、コンクリートを削るような大きな騒音の生じる工事は不可能です。実際の工事は、見た目には以前とほぼ同じで、かつ同等の機能を確保しながら、仕様は違ったものにせざるを得ません。例えばルーフバルコニーは防水層の上に保護コンクリートの場合が多いので、ルーフバルコニーの通常の使用を可能にするには、物干し台や椅子、テーブルなどを置いても防水層に支障がないように仕様を決めなければなりません。旧保護コンクリートの上に塗膜防水を施工し、さらにその上に長尺塩ビシートを張ると、物干し台や椅子、テーブルなどを置いても防水層に支障が少ないと考えられます。

タイル張りの場合や屋上庭園なども、元に近い機能を確保しながら現実に可能な工法を探っていくことになります。非歩行の防水と比べて、高額になることも念頭におかなければなりません。

2015年4月掲載

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