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バス・トイレ
ユニットバス2
 

1日の疲れを癒やしてくれる浴室。「もっと広かったら」「こんな機能があれば、もっと快適なのに」と思ったことがあるのではないでしょうか。ユニットバスは小さな部品を新たに壁に取り付けるだけでも壁裏の補強材が必要になったりと、大掛かりなリフォームになることが多いです。リフォームを検討している場合は、思い切って、将来必要になりそうな工事なども一気に行いましょう。

ユニットバスを拡張したい場合は隣接する物入れや洗面室に侵出して行いますが、場合によっては、既存の範囲で拡張できるケースもあります。

ユニットバスはもともと規格サイズで設計されています。メーカー共通規格の長辺は140、160、180、200センチとなっていて、基本的に20センチ刻みとなっているため、壁裏に意外なゆとり空間があることがあります。メーカーによっては、リフォーム用で、こうした空間分を拡張する規格として170センチや165センチの規格サイズも用意しています。浴室スペースにより合わせたユニットバスにすることができます。

梁などの影響で、通常のシステムバスでは、小さなサイズしか設置できなかった場合も、梁部分だけを避けた形状にすることで最大限の広さを確保することが可能です(図参照)。

前号で触れたシャワーなどの機能以外にも、次のような機能も追加することが可能です。浴室テレビ、ミストサウナ、床暖房、鏡用曇り止めヒーター、浴室全体や湯面を演出する照明装置、空気清浄機能や乾燥暖房機能がついた換気装置など、さまざまな便利な機能が出ています。お悩みやライフスタイルに合わせて選びましょう。

ユニットバスは既存部分の解体撤去など搬出物が多く、騒音の発生しやすいリフォーム工事です。届け出などについて事前に管理会社に確認をしておきましょう。

ユニットバス

2019年8月掲載

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