洗面台は「システムタイプ」と「ユニットタイプ」があります。
「システムタイプ」とは、カウンター台、洗面ボウル、水栓金具、収納キャビネットなどを自由に選んで組み合わせることができ、寸法も自由に計画できます。
「ユニットタイプ」は「キャビネットタイプ」とも呼ばれ、それぞれのパーツがすでに組み合わされたものです。パーツなどは多少選ぶことができますが、高さや横幅は規格の寸法から選びます。横幅は60センチ型、75センチ型、90センチ型、120センチ型などがあり、無駄なスペースができないように計画をたてましょう。洗面ボウルまでの高さも重要です。「ユニットタイプ」では、75センチ、80センチ、85センチが一般的な規格です。家族構成や身長を考慮して選ぶことをお勧めします。使いやすい高さは、「身長の半分」です。車イス使用者の洗面カウンターの高さは、床面から72〜76センチ程度がよいとされています。子どもがいる場合、踏み台の高さを調整してあげましょう。
水栓金具も昔と比べて種類が豊富です。洗面所では、水量や温度の調節も簡単にできるシングルレバーが今は主流のようです。その他にもシャワータイプ、自動水栓などもありますので、ぜひ検討してみてください。
洗面所に洗濯機が置いてあれば、そこは家事室としての役割を持ちます。洗濯物の出し入れをスムーズにする作業カウンター、手元を明るくするスポットライト、収納できるタイプの物干し竿など家事をスムーズにする機能のものもあります。リフォームの際には、あわせて検討をお勧めします。
2017年3月掲載
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