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室内扉について

室内をバリアフリー化する方法に扉のリフォームがあります。扉の開け閉めをしやすくしたり、開口幅を広くする方法などを紹介します。

●片開き戸の場合
 握力が低下した場合、扉の取っ手が「握り玉」だと、しっかりと握れない、握れてもうまく回せないなどの問題が生じやすいです。つかみやすく、少ない力で開け閉めができるレバーハンドルをお勧めします。

片開き戸は扉の開閉スペースが必要で、開閉の際に一歩下がるなど移動しなければなりません。バランスを崩しやすいお年寄りなどには「引き戸」が有効です。ただし引き戸には「戸袋」と呼ばれる扉を引き込むための控え壁が必要で、扉を収納するために壁の厚さを変更します。それが難しい場合は、壁の前側にレールを取り付けて扉をスライドさせることも可能です。

戸袋を全く確保できない場合は、取っ手を掘り込み式にして、扉を扉枠と直角になるようにスライドさせて開く「引き込み戸」という方法もあります(図参照)。

また扉と扉が蝶番などでつながれ、扉が開いたときに折りたたむようになる「折り戸」もあります。

体をほとんど動かさずにとどまったままで開閉可能な扉は、車いすの方にも便利です。開閉の操作が困難な方は引き戸タイプの自動扉もあります。音の静かなリニアモーター式で開閉します。


●引き違い戸の場合
引き違い戸は扉枠の半分の幅が開口幅となります。もし、それ以上の開口幅を確保したい場合は、「折り戸」や「三枚引き」にして開口幅を広くすることができます。

その他にも、扉を開ける際に支えとなるように、垂直方向の手すりをつけておくことも有効です。

いずれの方法においても、既存の扉枠と間仕切り壁を残すかたちでのリフォームが経済的です。

引き込み戸
引き込み戸

2018年8月掲載

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