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防虫と室内リフォーム

気温と湿度がともに高まる梅雨の時季、新築のマンションであっても、トイレや浴室などの水回りや押し入れの中に小さな虫が発生することがあります。見た目が白くアリに似ているので、シロアリと勘違いする人もいますが、多くの場合、その正体はチャタテムシです。

チャタテムシの大きさはだいたい2〜3ミリ程度で、人体よりも「米」や「本」に被害を及ぼします。直接的に人体に害はなくとも、死骸を吸ったりすることで、アレルギーの原因になるともいわれています。虫の発生は見た目にも不快です。

チャタテムシは25度以上の高温と、湿度55%以上の多湿を好み、そういう環境で発生するカビを食べて生育します。したがって、湿気の除去とカビの予防がチャタテムシ対策のポイントとなります。

戸建て住宅と異なり、マンションは気密性に優れています。それゆえに湿気がたまり、一年を通じて窓や壁面には結露が起きやすく、これがカビを発生させます。浴室などは換気扇を回したり、窓を開けたりと、こまめに換気を行いましょう。エアコンの除湿も活用することが大事です。カビの原因である結露は、部屋が冷えやすい北面側に発生します。玄関の内側に網戸を取り付け、在宅時にはリビングから玄関まで部屋を開放し、外気をしっかりと通すと良いでしょう。

カビが発生しているクロスは、早期に貼り替えを行いましょう。下地部分をアルコールで消毒し、防カビのクロスを貼ることが有効です。ただし、玄関網戸の設置やクロスの素材(防火性能)は、マンションによっては規定や制限などがあるので、リフォームを検討する際には、まずは管理会社へ相談することをお勧めします。

マンションは気密性・保温性が高いので、冬場でもチャタテムシが見られることもあります。

梅雨が明けたこの機会に、部屋の整理整頓や模様替えと併せて、防虫対策のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

換気

2018年7月掲載

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