二重窓とは1つの窓枠に2つのサッシが取り付けられている窓のことです。二重サッシとも呼ばれます。
2つの窓の間に空気層ができるため、室内に外気温が伝わりにくくなります。断熱効果が上がり、結露しにくくなります。既存の窓に内窓を取り付けて行う後付けのリフォームが可能なので、寒さ対策に検討してはいかがでしょうか。
内窓は室内側に設置します。専有部分となるので分譲マンションでも取り付けが可能です。
単板ガラスを内窓に使用しても効果はありますが、複層ガラス(1つのサッシに2枚のガラスがはめこまれているもの)を使うと断熱効果はさらに高くなります。単板ガラスを使用する場合は、音の共鳴を防ぐため既存のガラスと厚さを変える必要があります。
サッシ本体に関しては一般的な金属製の材質のものよりも、熱が伝わりにくい樹脂製のサッシの方が断熱性は高くなります。
取り付け作業は、1カ所あたり1時間程度です。二重窓にすることで冬の寒さに加え、夏の暑さも緩和されて快適に過ごせるようになるとともに、防音効果も期待できます。本格的な冬の到来前に検討されてみてはいかがでしょうか。
2019年11月掲載
Wendyは分譲マンションを対象としたフリーペーパー(無料紙)です。
定期発送をお申込みいただくと、1年間、ご自宅のポストに毎月無料でお届けします。
月刊ウェンディに関すること、マンション管理に関するお問い合わせはこちらから