洗面脱衣室は、毎日の生活で何度も使用する空間です。家族構成やライフスタイルの変化に伴い、リフォームを検討する方もいるでしょう。マンションでは窓がなく圧迫感があったり、レイアウトに制約があったりしますが、工夫次第で、使い勝手の良い空間にすることができます。
■収納力を高める
床から天井までの収納棚や、間仕切り壁を利用した埋め込み収納棚、洗濯機の上部などのデッドスペースを活用した吊り戸棚の設置が有効です。洗面台は床から浮かせたフロートタイプにすれば体重計などを収納でき、見た目もすっきりします。
■家事動線を見直す
洗濯から乾燥、収納までの動線を短くすることで、家事が効率的になります。乾燥機から取り出した衣類をその場で畳んだり、収納できるよう、棚の位置を工夫したり、収納式カウンターを設置します。
室内物干しと床置き型乾燥除湿機を設置すれば、洗濯機から取り出した衣類をその場で干すことができ、家事動線の短縮にもつながります。
■広く見せる
見せ方を工夫することで、限られた空間でも開放感を演出できます。フロートタイプの洗面台は床が見える面積が増えるため空間を広く感じさせます。LEDの間接照明を取り入れた壁面ミラーは、奥行きのある印象を与えます。収納は扉付きにし、壁や洗濯機の色味をそろえることで、すっきりとした空間になります。
■注意点
マンションでは給排水管の位置を変更できないことが多く、洗面台や洗濯機の位置には制約があります。湿気がこもりやすいため、防水性・防カビ性に配慮した建材を選ぶことや、換気設備の能力を確認することも重要です。事前に管理規約を確認し、管理会社へ相談して進めると安心です。

フロートタイプの洗面台
2026年8月掲載
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