■IHクッキングヒーターとガスコンロ
マンションの加熱調理機器には主にIHクッキングヒーターとガスコンロがあります。
IHクッキングヒーターは電磁誘導の仕組みを生かし、鍋やフライパン自体を発熱させて調理します。火を使わないため、火災のリスクを抑えることができ、天板はフラットで手入れがしやすいです。一方でIH対応の調理器具が必要であり、停電時には使用できません。
ガスコンロは都市ガスやプロパンガスを燃焼させた炎で鍋やフライパンを直接加熱して調理します。高火力の調理に適しています。乾電池で点火する機種が多く、停電時でも使用できます。衣類への着火や火の消し忘れに注意が必要です。
■機能の向上
近年は両者とも機能が進化しています。タイマー機能や自動調理機能、安全機能などが搭載された製品も増えています。
光熱費は一般的に都市ガスを利用したガスコンロが安くなる傾向がありますが、契約や使用状況によって異なるため、一概に比較できません。
■管理規約等を確認
マンションで電気やガスを多く消費する機器の導入を検討する際には注意が必要です。マンション全体の電気やガスの最大容量が決まっており、各戸で電気の契約アンペア数やガス設備の仕様などに制限を設けている場合もあり、導入できないケースもあります。事前に管理規約等を確認し、管理会社へ相談することが大切です。
IHクッキングヒーターは分電盤の交換や配線工事、IH対応型のレンジフードへの交換が必要となる場合もあります。
● ● ●
IHクッキングヒーターとガスコンロには、それぞれ異なる魅力があります。ご自身のライフスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

2026年7月掲載
Wendyは分譲マンションを対象としたフリーペーパー(無料紙)です。
定期発送をお申込みいただくと、1年間、ご自宅のポストに毎月無料でお届けします。
月刊ウェンディに関すること、マンション管理に関するお問い合わせはこちらから