コロナ禍以降、抗菌・抗ウイルス加工を施した内装建材への関心が高まっています。なかでも注目されているのが、室内ドアのレバーハンドルや引き手、収納家具の取っ手、手すりなど日常的に手が触れる部分です。取っ手やハンドル類は、製品によってはご自身で交換することも可能です。
抗菌・抗ウイルス仕様の建材は、表面の塗装や化粧シートに、光触媒や銀イオンなどの抗菌・抗ウイルス成分が配合されています。細菌やウイルスの不活性化や増殖抑制が期待できるため、接触による拡散防止につながるとされています。
ただし付着した細菌やウイルスの増殖を抑えるものであり、それらを死滅させたり完全に除去したりするものではありません。また、表面塗装・化粧シートの品質や施工方法によって持続性は異なります。表面に汚れや傷がつくと効果が低下する場合もあるため、過信せず、日常の清掃と併用することが大切です。
製品選びのポイントとしては、次のような点が挙げられます。
・品質や安全性が証明されているSIAAマーク(抗菌製品技術協議会の基準を満たした製品)が表示されていること
・耐久性が高く、メンテナンスや交換の頻度を抑えられること
・形状や色、機能性など、住まいになじむデザインであること
ハンドルや手すりなどの交換に加え、玄関ドア枠や室内ドア枠、窓枠などを抗菌・抗ウイルス仕様の樹脂枠へ取り替えるといったリフォームも可能です。
なお、壁や天井など共用部分に関わる可能性のある箇所を施工する場合は、マンションの管理規約や使用細則の確認が必要です。トラブル防止のためにも、事前に管理会社へ相談しておくと安心です。

【抗菌・抗ウイルス加工のイメージ】抗菌・抗ウイルス成分に細菌やウイルスが触れることで、増殖を抑えることなどができる
2026年3月掲載
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