素敵なシティライフのためのマンション生活情報

住まいにおいて、部屋の間取りは重要な要素です。間仕切り壁で部屋を区切ることが一般的ですが、最近はフレキシブルな空間をつくることができる「可動式の間仕切り」が注目を集めています。スライドする壁や取り外し可能な壁を用いることで、必要に応じて部屋を広く使用したり、個室として区切ったりすることができます。

「可動式の間仕切り」で多いのがスライドタイプです。天井または床にあるレールに沿って、間仕切りを動かすことができます。

また「可動式の間仕切り収納」も人気です。天井まで高さがある棚で、間仕切りと収納の二つの機能を兼ね備えています。ハンドルで簡単に動かすことができ、模様替えも容易にできます。オーダーメイドであれば棚のサイズはもちろん、棚の位置や扉の有無などの造作も自由にできます。

用途にあわせて柔軟に間取りを変化させるというのは、襖や障子などの引き戸を用いる日本の伝統的な住まいの特徴です。間取りを固定しないことで、限られた面積を活用でき、ライフスタイルの変化に対応できます。

床にレールはあるものの段差はないため、病気やケガで車椅子やつえを使用する生活になった場合にも、暮らしやすい空間です。

現在ある固定の間仕切り壁を撤去し、可動式の間仕切りを設置するリフォームは、理事会の承認が必要です。間仕切り壁が耐力壁である場合など撤去することができない場合があります。リフォームを計画する際には事前に必ず管理会社へ確認してください。

可動式間仕切りを閉じて部屋を区切る

可動式間仕切りを開けて一つの空間に