ライフスタイルの変化などの理由から、和室を洋室に変更したいという方もいるのではないでしょうか。今回は、和室を洋室へ変更するリフォームについて紹介します。
洋室に変更するメリットとしては次の点が挙げられます。
●掃除がしやすく清潔
掃除がしやすく、ゴミやほこりがない清潔な状態を保ちやすいです。湿気がたまりにくいため、ダニやカビの発生を抑えられます。
●メンテナンスの軽減
畳やふすまは汚れやすく破損しやすいため定期的な張り替えが必要です。丈夫なフローリングや洋室建具に変更した場合、張り替えは不要になります。ただし無垢(むく)のフローリング材を使用した場合、ワックス掛けなど定期的なメンテナンスが必要です。
●家具の跡が残らない
畳に比べ、家具の脚の跡が残りにくいため、重い家具も置くことができます。
●バリアフリー対応ができる
フローリングは車椅子の操作がしやすいです。また洋室であればベッドやイスを使った生活を送ることができ、高齢者の負担が少ないでしょう。
リフォームを検討する場合は、どこを変更するのかを考える必要があります。床材だけを変えるのか、壁や天井、ふすまを張り替えるのか、押し入れをクローゼットに変えるのかなどです。
また材質の特性上、フローリングは畳よりも遮音性能が劣ります。使用する床材の遮音性能を管理規約などで定めている場合があるため注意が必要です。専有部分のリフォームですが、工事で騒音が出ることや、床スラブは共用部分であることなどから、管理組合の承認などが必要です。事前に管理会社へ相談してください。
2024年7月掲載
Wendyは分譲マンションを対象としたフリーペーパー(無料紙)です。
定期発送をお申込みいただくと、1年間、ご自宅のポストに毎月無料でお届けします。
月刊ウェンディに関すること、マンション管理に関するお問い合わせはこちらから