洋式トイレは形状別に、「組み合わせ型」、「タンク一体型」、「タンクレス型」、「収納一体型」の4種類に分かれます。
「組み合わせ型」は、独立したタンク、便器、便座を組み合わせたものです。故障した部分のみの交換ができるため便利ですが、組み合わせて作るため凹凸が多く掃除がしにくいです。
「タンク一体型」は、タンク、便器、便座が一体となっており、統一感があるデザインです。凹凸が少なく、掃除がしやすいですが、故障した場合、全てを交換しなければならないこともあります。
「タンクレス型」は、その名の通りタンクが付いておらず、シンプルなデザインで人気があります。圧迫感がなく、掃除もしやすいです。ただし設置には一定以上の水圧が必要です。
「収納一体型」は、収納キャビネットや手洗い器などが付いたトイレです。キャビネットの中に給水管やタンクを設置するため、見た目がすっきりとします。掃除道具などを収納することもでき便利ですが、設置には広いスペースが必要です。故障した場合は全てを交換しなければならないこともあります。
また、トイレには「床下排水」と「壁排水」の2つの排水方式があります。便器から出ている排水管の方向が、床か壁かで異なります。排水方式に対応したものを選ぶ必要があります。
トイレのリフォームを行う場合は、管理組合へ申請が必要です。事前に管理会社に相談すると良いでしょう。
2023年5月掲載
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