花粉症が気になる季節です。花粉症対策を紹介します。ポイントは、「室内に花粉を持ち込まないこと」と「室内に入った花粉を除去すること」です。
・収納式の室内物干し
洗濯物と一緒に花粉を室内に持ち込まないために、洗濯物は室内に干しましょう。天井や壁に収納できる物干しを設置すれば、使用しないときは収納し、部屋を広く使用することができ便利です。
・浴室暖房乾燥機
洗濯物の室内干しでは、浴室暖房乾燥機が活躍します。部屋干し特有のにおいが発生しにくく、花粉が飛散する時期はもちろん、雨天時など通年で活用できます。冬は浴室を暖めることでヒートショック対策もできます。
・衣類の玄関収納
外出から帰宅した際、コートなどに付着した花粉は家に入る前にしっかりと払い落としましょう。玄関でコートなどを保管することができれば、リビングや寝室に花粉を持ち込まずにすみます。玄関の壁にフックやハンガーパイプを取り付ける、シューズクローゼットをコートが入るサイズに変更するなどの方法があります。
・空気清浄機付き照明
空気清浄機を置くスペースがない場合におすすめなのが、シーリングライトと一体となった空気清浄機です。一般的な床置きタイプの空気清浄機と比べると、フィルターが小さいため性能はやや劣りますが、コードが邪魔になることもなく、ペットや赤ちゃんがいる家庭でも安心です。スペースが狭いトイレや洗面所などで人気です。取り付けも簡単で既存の照明と交換するだけです。
・花粉を防ぐ網戸
花粉の多い時期でも換気をしたい場合、花粉を防ぐ機能を備えた網戸への交換もおすすめです。紫外線やほこりなどを防ぐ効果があるものもあります。網目が細かく見通しが悪くなる場合があるため実物を確認してから購入しましょう。また既存の網戸に花粉防止フィルターを貼るタイプのものもあります。
外出時の花粉は避けられませんが、花粉を遮断して、快適な室内空間をつくる方法はいろいろあります。
リフォームをする際は管理規約に従って行う必要があり、事前に管理組合に届け出や申請が必要なケースがあります。
花粉を防ぐことができる網戸
玄関でコートを保管し花粉をリビングなどに持ち込まない
2023年2月掲載
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