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素敵なマンションライフのために

ちょっと拝見 管理組合に聞きました

管理会社変更事例

サーパス宇部芝中II(山口県宇部市)

サーパス宇部芝中II(山口県宇部市)

建築概要
平成6年6月竣工
鉄筋コンクリート造
地上11階建/塔屋1階
[総戸数]77戸(集会室1戸・管理事務室1戸)
山口県宇部市
[事業主](株)穴吹工務店

管理会社変更時のお話をお聞かせください。

以前の管理会社は、他社からの見積の検討や管理費の長期滞納者への対策をお願いしても一向に進展がなく、管理委託料がサービスに対して適性価格なのかとの疑問がありました。副理事長に立候補した折に、タイミングよく前管理会社と合人社計画研究所から、管理会社見直しの話が出てきました。

臨時総会にて各社からの管理業務説明がありましたが、前管理会社は名前だけで、管理の実績はなく、前管理会社の下請けで10年間管理をしてこられた合人社の管理実績と低価格が認められ、決定となりました。また、社員の方々の誠実な対応にも好感がもてます。

管理会社の事務系統はマンションの理事以外には活動が見えにくく、居住者が接するのは管理員さんです。管理員さんによって管理会社のイメージが決まるといっても過言ではないと思います。

今の管理員さんは献身的に仕事をされていて、組合員の方々にも評判がよく、マンションの快適な生活環境が保たれています。

現在、理事長に就任し活動中ですが、マンション管理は未熟ですので、合人社をはじめ、組合員の皆さまのご協力をぜひお願いいたします。

マンション購入の際の決め手は?

初めは一軒家が希望だったので半年ぐらいは休日のたびに不動産屋を見て回り、土地を探していました。便利なところは予算的に無理があり、安価なところは妻が運転免許を持っていないので不便なため、土地購入をあきらめかけていたとき、たまたま新聞広告で見たマンションを見学に行ったところ、市の中心に近く、職場へも徒歩15分くらいで行け、スーパーや病院、学校などにも近いことから、購入を決めました。

また、一軒家よりもマンションのほうが維持管理や防犯面で暮らしやすいという話を聞いていたのも購入のきっかけの1つです。

ベランダからの日当たりが良いとか?

私の部屋は11階で、南側のベランダからの日当たりがよく、とても暖かいです。妻が購入した胡蝶蘭などは、たまに水や液体肥料をやるだけで、毎年、きれいな花をつけ、私たちの目を楽しませてくれます。

外を見ると、町並みの先に宇部空港の旅客機の発着が見え、その先には瀬戸内海、天気が良い日は大分県の国東半島の山々が見えます。

皆さんがよく利用される共用部分はどこですか?

マンションの1階にある集会室は、子どもたちへの外国人講師を招いての英会話教室やマンション自治会主催で宇部市健康福祉課から保健師さんを招いての勉強会(ふれあい教室)などが行われています。

そして、1階ピロティにおいてある、ごみ山ステーションでは、アルミ缶、新聞紙、ダンボールなどの資源ごみを、マンション住民ならいつでも出すことができます(市の収集は月1回)。もちろん皆さん分別をきちんとして出されています。この方法だと、部屋やベランダにごみの山ができませんので、よく利用しています。

自治会や子ども会の方々の活動に感謝しております。

最近、組合で取り組まれていることは?

大規模修繕に向けて、予算不足の恐れがあり、一昨年に修繕積立金の加算を総会可決し、昨年は管理会社の見直しにより、管理費の削減を図っています。それにより、将来の大規模修繕へ向けて準備中です。

そのほかに、居住者の騒音や駐車違反などの生活環境に関するさまざまな苦情の解決に取り組んでいます。当マンションでは1戸に1台分の駐車場しかなく、2台3台と持っておられる方には、近くの駐車場へ置くようにお願いをしています。また駐車違反に対して、違反車のナンバー、日時を数日間記録して警察署より車庫法違反で持ち主へ指導、自主移動をお願いすることで駐車違反は少なくなりました。

近辺の環境紹介をお願いします。

当マンションのある宇部市は、陸・海・空のネットワークが集中する山口県の広域交通網の拠点です。宇部空港は、大型機の乗り入れや、国際空港化も図られており、港は5万トン級の大型船も接岸可能な工業都市です。

また、市内ではいたるところで彫刻と出合えます。市で開催されている野外彫刻展に出展された作品で、その一部がそのまま市内に設置され、街のあちこちに約100点もの彫刻が点在し、ごく自然に街の風景に溶け込んでいます。

都市環境を意図した彫刻設置は、宇部市が国内初の試みだそうです。

  • 中岡慎太郎「Dreamer」

    中岡慎太郎「Dreamer」

  • 二口金一「メッセージ」

    二口金一「メッセージ」

  • 木戸修「支え合う螺旋〈120°〉」

    木戸修「支え合う螺旋〈120°〉」

  • 黒川晃彦「ロンド」

    黒川晃彦「ロンド」

プロフィール

2005年8月掲載

藤田 延雄さん 54才

藤田 延雄さん 54才
(ふじた のぶお)

医療法人 尾中病院の施設管理部主任。 職業柄、よく修理などを知人や同僚に頼まれるため、まるで便利屋さん状態。 妻と2人暮しなので普段は静かなわが家だが、ときどき、職場の看護士さんたちが得意料理を持ち込み、お酒を飲みながらワイワイ騒いで帰る日もある。それを見ていると明るい気分になる。 休日はビデオ鑑賞などをしてゆっくり過ごすが、たまに妻や同僚と日帰り温泉に行ったりしている。

(無断転載禁ず)

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