設置した実例
玄関の壁に全身が映る鏡があると便利です。全身が映る鏡は設置位置、サイズ、使用者の目の高さなどを考慮する必要があります。そこで思い切って壁一面を鏡にしてみてはどうでしょうか。
必要となる鏡のサイズは、高さ(巾木から天井の高さ)は約2.2メートル、特に奥行きのある玄関でなければ、幅は1メートル程度あればいいでしょう。
厚さ約5ミリのクリアミラー(ガラスミラー)を使った場合、重さは約25キロです。製作可能な最大寸法は2.4メートル×1.8メートル程度で重さは約50キロです。
壁面に鏡を取り付ける場合は、変性シリコンなどの接着剤で貼り付けます。転倒を防止するため、鏡の上下に鏡受けや枠などを取り付けます。この場合、鏡の横のカット面が露出するため、面取りや研磨作業が必要になります。鏡の周囲に薄い金属の枠を取り付けると、研磨作業などが不要となり、鏡の縁から始まる劣化もある程度までは隠すことができます。
天井や巾木などに鏡が直角に取り付く部位は、伸縮を考慮して2〜5ミリ程度のゆとりを持たせましょう。
2018年2月掲載
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