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バリアフリー(4)

最近のエレベーターには車椅子用の押しボタンが付いていることが多いのはご存じだと思います。車椅子使用者でも利用しやすいように低い位置に設けてあり、乗り降りの安全に配慮して扉の開放時間を長く設定してあります。

「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」通称「バリアフリー新法」には次のような定めがあります。新築のマンションではエレベーターの入口の幅は80㌢以上、カゴの奥行き135㌢以上、乗降ロビーは150㌢×150㌢以上の広さがあるか、車椅子使用者が利用しやすい制御装置が付いているかなど。

既設のマンションはバリアフリー新法適合の義務はありませんが、少しでも車椅子の方が利用しやすいにこしたことはありません。

例として、エレベーターかごの奥側の壁に鏡を取り付けると利用しやすくなります。鏡は後ろ向きのままで降りるときに出口の状態を確認できるだけでなく、進行方向や階表示の確認もできます。この鏡はベビーカーの向きを変えずに乗り降りする場合も重宝します。ただし、車椅子が中で回転できないと行き先ボタンは押し辛いようです。また、車椅子が出入りする際、フットレスト(足をのせる部分)が当たって壁の下部に傷が付くので、壁を保護するため、床から30㌢くらいまで、巾木を貼ると良いでしょう。またかご内壁に手すりを取り付けると、車椅子でないお年寄りの方も寄りかかることができて重宝されます。

エレベーターのリニューアル時に車椅子用押しボタンも含め改造することとして、まずはあまり費用を掛けないで、少しでも利用しやすくできる方法を考えてみてはいかがでしょうか。

2011年8月掲載

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