5階より低い低層のマンションでは、エレベーターが設置されていない場合が少なからずあります。誰でも年を重ねると階段の上り下りは負担になります。また、けがなどで大変つらい思いをされた方も多いのではないでしょうか。
しかし自分のマンションにエレベーターが設置されていないため、諦めてしまう方や年を取ったときは引っ越すしかないと思われている方も多いはずです。
バリアフリー新法に基づく、公共施設のバリアフリー化の一環か、駅のホームや主要な歩道橋などで、新たに設置されたエレベーターを見かけることが多くなりました。このエレベーターは建物内部に建物と一体で造られた物ではなく、後からエレベーターだけを追加設置した物が多く、エレベーターそのものが自立した構造になっています。
低層のマンションでも法的、構造的な諸条件をクリアすれば、前述と同様の方法でエレベーターを設置できる可能性があります。マンションの形態により条件はさまざまですが、一考の価値はあると思われます。
図の様な改修も可能な場合もあります。一度専門家に相談されてみてはいかがでしょうか。
2012年4月掲載
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