冬の寒い時期には、室内でも靴下やスリッパを履いて生活します。人の足の裏は温度に敏感で、寒さを感じやすいからです。しかし、お風呂に入るときははだしで浴室の床に触れます。しかも、ぬれた浴室の床は冷たく、余計に寒さを感じます。
最近のユニットバスの床は材質が改良されて保温性が高く、冷たさをあまり感じないような構造になってきました。ですが従来のユニットバスの床は冷たく、多くの方が不快な思いをされたことがあるのではないかと思います。だからといって最新のユニットバスにリフォームするには大きな出費が伴い、大がかりな工事になってしまいます。
そこで浴室の床だけリフォームできないかと探してみると、浴室用の長尺シートや浴室用のコルクタイルが販売されています。いずれもひんやりした感触を抑えて、ソフトな肌触りになるように作られています。
どちらも今あるユニットバスの床に直接貼ることができます。施工も簡単で費用も安価に抑えることができます。
ただし材料に厚みがあるので、最近のバリアフリーに対応したユニットバスのように脱衣室の床と段差のない浴室には、施工できない場合もあります。
2015年3月掲載
Wendyは分譲マンションを対象としたフリーペーパー(無料紙)です。
定期発送をお申込みいただくと、1年間、ご自宅のポストに毎月無料でお届けします。
月刊ウェンディに関すること、マンション管理に関するお問い合わせはこちらから