ライオンズマンション川崎第3(神奈川県川崎市)
- 建築概要
- 昭和55年12月竣工
鉄筋コンクリート造
地上8階建
[総戸数]121戸
神奈川県川崎市川崎区
[事業主]大京- 昭和55年12月竣工
管理会社変更の際のお話をお聞かせください。
今後、修繕工事に多くの費用が掛かるため、経費の削減ができないかと検討を行っていました。その中で、管理委託費用の見直しを行う必要があるのではないかとの意見が出されました。各理事で見積もりを取得し、複数の管理会社に理事会へ出席してもらいました。各社のプレゼンテーションを受け、ヒアリングを行い、サービス内容、管理委託費用の検討を理事会で行いました。総合的な評価の結果、合人社計画研究所に管理を委託することが決まりました。前管理会社は30年間当マンションの管理を行ってきた実績もあり、居住者の方からは現状維持の声もあがっていましたが、合人社から管理内容の説明を行ってもらい、ご理解をいただいたうえで総会で承認をいただきました。
理事長になられた際のお話をお聞かせください。
以前は、副理事長として理事長をサポートし、管理組合運営を行ってきましたが、約2年前に理事長が退任することになり、副理事長であった私が理事長となりました。
今は、理事長として、副理事長、理事、監事の方にお力をお借りし、マンションに居住されている方が安心して生活できる環境づくりに励んでいます。
マンション購入についてのお話をお聞かせください。
私の仕事がサービス業であったため帰宅が遅く、一軒家だと妻が安全面に不安を覚えたため、マンションに住むことにしました。当マンションに決めた理由は、ライオンズマンションのネームバリューもありましたが、駅に近く、買い物にすぐ行けることが一番の決め手でした。
お部屋の中で気に入っているところ、直したいところはありますか。
入居してからは、大がかりなリフォームは行っていませんが、自分でものを作ることが好きなので、棚などを作り、自宅で使用しています。最近は、フラワーポットを設置するための棚を作りました。
管理組合で取り組んでいることはありますか。
近年、公共施設だけでなく、マンションにも設置が増えているAED(自動体外式除細動器)を前期の総会において承認を得て設置しました。AED設置に向けて、理事会で数社から見積もりを取得し、AEDを購入するか、リースにするかを検討しました。維持管理を考え、消耗品の取り換えが含まれているリースの方が良いとの結論に達しました。使用する機会がないことが一番良いのですが、万が一を考え、居住者の方が安心して生活を送るための重要な設備だと考えています。
さらに、今期取り組んだことは、屋上の給水管、およびラッキングの更新です。以前までは、管が腰の高さであったため、下をくぐるにも上を跨ぐにも難しい高さでした。今回の更新で、屋上の点検が行いやすくなるよう、出入口付近の管を持ち上げました。
築30年が過ぎ、マンションの維持管理が重要になっています。当マンションは、第1回目の大規模修繕工事では、資金不足のため借り入れを行い実施しましたが、今後の大規模修繕工事は借り入れを行うことなく、実施したいと考えています。合人社が持っている専門的なアドバイスをもらいながら、マンションの維持管理に取り組んでいきたいと思っています。
また、私が取り組んでいることは、居住者とのコミュニケーションです。今年は、大きな震災があり、居住者間での助け合いが重要であることを再確認することができました。少しずつではありますが、あいさつを基本として、居住者の方に声掛けを行い、居住者の輪を広げ、お互いに助け合いができる環境を目指します。
マンション周辺の環境紹介をお願いします。
JR川崎駅から歩いて10分程度の場所に当マンションはあります。近くには、渡田新町公園があり、春にはきれいな桜が咲きます。また災害避難所、病院、警察署、消防署も近くにあり、住みやすい場所だと思います。
プロフィール
2011年12月掲載
- 陳 俊勝さん 67才
(ちん としかつ) 妻と娘2人の4人家族。趣味は料理や釣り。現在は仕事を退職し、地域への貢献、趣味にいそしんでいる。
(無断転載禁ず)