素敵なシティライフのためのマンション生活情報

管理会社変更の際のお話をお聞かせください。

当初、管理会社には管理組合のために煩わしいことは全てやってもらえると思っていましたが、実際には初代理事長による金品の横領や、前管理会社が許可なく共用部の改修を実施するなど多くの問題が発生しました。初代理事長と前管理会社を糾弾し、初代理事長からは金品を、前管理会社からは改修費用の一部を返還させましたが、その後も、前管理会社による不正支出などの問題が重なったことで不信感が募り、管理会社の変更を検討することになりました。

数社のプレゼンテーション内容や管理委託費などを精査した結果、合人社に管理を委託することになり、現在に至っています。

理事長になられた際のお話をお聞かせください。

外壁タイルの施工不良の問題が発生したことを契機に、他の理事の推薦もあり、理事長への就任を引き受けました。外壁タイルの施工不良の問題が解決するまでは理事長として職務を全うするつもりです。なお、私の経験上、同じ人が長期間にわたって役員を務めることは望ましくないと思っており、現在は輪番制の制定に向けて審議をしています。

マンション購入についてのお話をお聞かせください。

9年前に娘が中学校に入学する時期に合わせてマンションを購入しました。ちょうどそのころ、耐震偽装問題が話題になったこともあり、耐震構造に注意して購入することができたので良かったと思います。

最近、組合で取り組んでいることや解決されたことがありましたら、お聞かせください。

当マンションでは、外壁タイルの浮きや剥落が多かったのですが、前管理会社からは「震災の影響」との説明を受けていました。しかし、傷みの状況が尋常でないことから、合人社と協議し、赤外線検査などを行った結果、施工に瑕疵（かし）があることが判りました。

管理組合としては、納得できる回答が提示されない場合には法廷で徹底的に闘う意志を固めた上で、合人社・弁護士・一級建築士に施工会社との交渉を任せた結果、今年の春から施工会社負担にて補修工事が実施されることになり、一安心しているところです。

しっかりと調査、検証を行い、毅然とした態度で交渉に臨めば、しっかりとした会社ならばそれ相応の対応が期待できることを感じています。また管理組合の視点に立って、アドバイスや施工会社との折衝を行った合人社に感謝しています。施工会社の子会社である管理会社では実現できなかった成果ではないかと感じています。

合人社はよくやってくれているとは思いますが、全てを管理会社任せにするのは良くありません。常に住民全員が目を光らせ自分の住んでいるマンションのことを考えるべきです。われわれは狭い敷地の集合住宅に住む運命共同体という側面があるのですから。

マンション周辺の環境紹介をお願いします。

当マンションは、栃木県の南部に位置しており、東京圏からは北に約60キロメートルの位置にあります。最寄駅であるJR小山駅から徒歩約5分の好立地にあるため、東京圏への通勤、通学にも便利です。マンションの周囲には、スーパーやコンビニ、飲食店、学校、公園などがそろっているため、住むのには非常に便利な地域です。