ガーデンヒルズ三河安城駅前(愛知県安城市)
- 建築概要
平成16年3月竣工
鉄筋コンクリート造
地上10階建
[総戸数]27戸
愛知県安城市
[事業主]東祥
理事長になられた際のお話をお聞かせください。
設立総会で販売会社と管理会社から、理事会役員のご指名をいただき、居住者の皆さまからの承認を受け、理事長に就任しました。居住者の皆さまは当組合の業務に対して協力的な方が多く、日々感謝しております。
マンション購入時のお話をお聞かせください。
9年前、仕事でJR三河安城駅前にて格安切符の自動販売機を設置しており、その自動販売機を管理しやすい場所に住むことを考えていました。また、どうせ買うなら最上階と決めていました。自分が当マンションの最初の購入者(契約者)となりました。
当初は自分たち家族がマンションに住むことは想像もしていませんでしたが、駅前の好立地ということもあり、資産価値はあまり下がらないのではないかという判断を下し、私が妻を説得し、購入にふみきりました。
マンションのお部屋の中で、気に入っているところ、リフォームしたところなどがあれば教えてください。
気に入っているところは、最上階の見晴らしと風通しの良さです。また、元々3LDKだったのを4LDKに改築しました。
組合で取り組んでいることはありますか。
(1)組合費の収入を増やす目的で、ジュースの自動販売機の設置をしたこと。
(2)敷地内駐輪場を1世帯につき1台に割り当てたこと。
(3)敷地内駐車場の利用について、管理組合規約に基づいた利用を居住者の皆さまにご理解いただいたこと。
(4)行政のご協力をいただき、当マンション内で防災訓練を実施できたこと。
安城市と連携して防災訓練を実施されたそうですが、そのときのことを教えてください。
当マンションはJR三河安城駅前のすぐ近くにあります。近年三河安城駅前もたくさんのビル・マンションが建設され、急速に都市化が進行しています。
そのような中、昨年安城市・福祉協議会より、三河安城駅前は東海・東南海地震などの巨大地震が警戒されている地域でもあるため、自主防災組合活性化事業として、三河安城駅周辺のマンション管理組合に対し、高層マンション対応“参加・体験型”防災訓練の実施の要請があり、当マンション管理組合にも声がかかりました。
理事会にて、合人社を含めて審議した結果、マンションの居住者の皆さまの防災意識を高めていくためにも、この事業に対し積極的に参加していこうということになりました。防災訓練実現のために、多くの組合員や合人社の担当者の皆さまに防災講演会へ出席していただいたりして、事前の打ち合わせに参加しました。
そして、去る2月17日に三河安城駅前周辺のマンション“参加・体験型”防災訓練が実施されました。当マンションとしては、実際にマンション設備を利用した訓練((1)ベランダ設置の非常用はしごを使用し、3階から地上へ降りる体験(2)非常階段を使用し、10階から階下へ担架で負傷者などを搬送する体験(3)高層階からはしご車で救助される体験(4)エレベーターの緊急措置を体験)を実施することができ、管理組合理事長としては非常に満足した結果となりました。
今回の防災訓練は、当マンションの居住者自身が自主的に参加・体験する防災訓練ができたことで、緊急時にいきなりということではなく、平常からお互い顔の見える関係づくりができた非常にいい機会となり、緊急時の「地域コミュニティー」の重要性を意識し合う絶好の場となりました。
ご参加・ご協力いただいた居住者の皆さま、合人社の皆さまには非常に感謝しております。この紙面をお借りし、お礼申し上げます。
マンション周辺の環境紹介をお願いします。
JR三河安城駅前から徒歩1分の好立地です。周辺にはビジネスホテル、有料パーキング、葬祭場、スーパーマーケット、公園があります。特にスーパーマーケットはマンション居住者の大半の皆さまは利用されていると思います。
公園が近くにあることも好ましい環境といえると思います。
プロフィール
2008年7月掲載
- 岩井 賢さん 37歳
(いわい けん) 経営者。妻、娘、息子の4人暮らし。マンション内のほかの家族とは親しい付き合いがある。 趣味は仕事。休日は決まっていないが、妻と子どもたちの要望にこたえ、買い物などによく出かけている。
(無断転載禁ず)