鳴門リゾートマンション「ふるさと君」(徳島県鳴門市)
- 建築概要
- 平成4年10月竣工
鉄骨鉄筋コンクリート造
地上14階建
[総戸数]305戸
徳島県鳴門市
[事業主]大成不動産- 平成4年10月竣工
管理会社変更の際のお話をお聞かせください。
当マンションは1992年に建設・販売されたリゾートマンションで、当初から建設・販売会社が管理を行っていました。小規模な会社だったので、管理業務主任者が1名しかいませんでした。管理業務主任者が退職することになり、2019年3月31日以降マンション管理業務ができなくなるという通知があったのが19年2月19日でした。
当マンションは、規模が大きく、オーナーの種類もリゾート目的、常住目的、賃貸目的、会社の保養所目的、タイムシェアとさまざまで、通常のマンションと比べて特殊です。慣れている会社に管理を続けてもらいたく、交渉を行いましたが、継続できませんでした。
前理事長が中心となり「管理業務主任者が必要な業務以外を引き続き受けてもらい、自主管理を行う」「他の管理会社を探す」という2点で検討しました。その結果、自主管理は理事の負担が重くなるため、他の管理会社を探すことに決定。数社に声をかけましたが、要望を最も満たしてくれたのが合人社計画研究所でした。
前理事長の奮闘により、5月の臨時総会で7月1日からの管理会社を合人社計画研究所にすることの決議を得ました。
管理業務主任者が不在の期間があったことや、業務の引き継ぎなど、さまざまなご苦労をされた前理事長に感謝しています。
理事長になられた際のお話をお聞かせください。
私が理事会に関わるようになったきっかけは、大浴場を安全のため21時に施錠するということが、13年10月に決定したことです。それまでは施錠していなかったのに、21時の施錠は仕事をしている者にとっては早すぎます。それを改善すべく、14年3月に役員に立候補し、監事、理事を経験しました。大浴場の施錠時間は、15年6月から22時になり、現在に至っています。
理事長は2年間の任期としていますが、管理会社変更にご尽力いただいた前理事長が任期1年目の総会で辞任されたので引き受けることになりました。優秀な副理事長の力を借りながら、なんとかやっています。
マンション購入についてのお話をお聞かせください。
当マンションはバブル末期に企画された(竣工時はバブル崩壊)リゾートマンションで、屋内温水プール、大浴場、トレーニングルーム、カラオケルーム、レストラン、テニスコート、クルーザーなどの共用施設がありました。利用者の減少から現在はクルーザーはありません。レストランも営業していません。
竣工当時からのオーナーが知り合いで、何度か屋内温水プールに同伴したことがありました。一年中泳ぎたかったため、1998年に中古で購入しました。ちなみに自宅は車で15分くらいのところにあります。
マンションのお部屋や共用部分などで、気に入っているところをお聞かせください。
気に入っているところはもちろん、屋内温水プールです!!泳げるときは連続で1000メートル泳いでいます。
屋内温水プール目的で購入したため、部屋はほとんど利用していません。
マンション周辺の環境紹介をお願いします。
当マンションはすぐ近くに海があり、美しいウチノ海が一望できます。また、鳴門ウチノ海総合公園という大きな公園もあり、朝はジョギングコースとして、休日は子ども連れの家族でにぎわっています。
しかしながら最も有名なのはやはり鳴門の渦潮です。大鳴門橋には「渦の道」と呼ばれる道があり、渦潮の真上まで歩くことができます。床が透明になっている箇所があり、何度来ても足がすくみそうになるくらい迫力がありますね(笑)。
プロフィール
2020年9月掲載
- 灘井 清治さん 64才
(なだい きよはる) 大学に勤務し、主に環境マネジメントシステム・エコアクション21に関することに携わっている。趣味は、危険ではない登山・水泳・演劇鑑賞・ポケモンGO・町のごみ拾い・テレビ視聴・家飲みなど。
(無断転載禁ず)