宮脇町マンション(高松市)
- 建築概要
- 昭和55年8月竣工
鉄筋コンクリート造
地上7階建
[総戸数]28戸
高松市
[事業主]大商- 昭和55年8月竣工
管理会社変更の際のお話をお聞かせください。
前管理会社に管理を委託していたころ、担当者が変わり、前管理員の不祥事がありました。そのため、組合員と管理会社変更についての話し合いが行われ、管理会社候補を数社選出していたところ、「約1年前から合人社に管理を委託している。合人社は、管理会社の大手で、会計面でもしっかりしているのでいいのではないか」と知人から話を聞いた所有者の親族から、合人社の推薦がありました。
その後、当時の理事長が合人社の高松支店を何度か訪問したところ、好印象であったため、総会決議を経て、合人社に管理をお願いすることとなりました。
合人社の管理になってから、マンションの共用部分が非常にきれいになり、居住者の方も喜んでいます。
旧管理会社のときは任せきりでしたが、合人社に変わってからは、建物に関する改善項目なども写真や絵を利用して詳しく説明してくれるので、非常に分かりやすく助かっています。
その分、理事会が中心となって組合運営をしていかなければいけないというプレッシャーを感じながらも、毎回理事会の予定時間(2時間)があっという間にすぎるほど多くの議題について協議しています。
今後も、組合員の方と問題点を共有し、身近な理事会づくりに尽力していきたいと思います。
理事長になられた際のお話をお聞かせください。
当マンションでは輪番制をとっており、1期2年で4期、合計8年間役員をするということが暗黙のうちに決まっていました。私も、前期に副理事長という役職についていたこともあり、今期は理事長を任せていただくことになりました。
今年8月の臨時総会では、分譲時から使用していた管理規約を34年ぶりに初めて改正しました。
今後は、合人社からの提案を参考にさせていただきながら、より良い理事会づくりに努めていきたいと思います。
マンション購入についてのお話をお聞かせください。
2、3軒を見て回った中で、以前の住居から近いこと、広さ、環境などの条件を満たしていたため購入を決めました。当マンションは、文教地区に近接しているだけでなく、以前の住居に近く、地の利も分かっているため安心感がありました。
また、歴史があるマンションで、多少小ぶりながら重厚感がある外観も決め手の一つとなりました。
個々の部屋がやや広く、ゆとりある空間が気に入っています。入居後には、水回りの設備やシンク、風呂、トイレをリフォームしました。
最近、組合で取り組んでいることや解決されたことがありましたら、お聞かせください。
合人社の管理となり、まず管理規約の見直しから始めました。今年、管理規約を改正し、やっと現状に沿う形のルールができたばかりです。この管理規約改正を機に、今後合人社の提案を参考にしながらより良いマンションに一歩ずつ近づけていきたいと考えています。
また、組合員の方の中には、マンション生活における法律ともいえる管理規約について、詳しく知らない方もいらっしゃるので、少しずつでも理解を深めていただける方法についても検討していきたいと思います。
マンション周辺の環境紹介をお願いします。
当マンションはJR高松駅から徒歩30分ほどの場所に位置し、中学校や大学、高松市図書館、文豪・菊池寛の記念館など多くの施設がマンションの近くにあります。
また、県庁、市役所なども近くにあるためとても便利です。マンションの南側には峰山もあり、小さな四季を感じることができ、環境にも恵まれていると思います。
プロフィール
2014年12月掲載
- 笹原 正子さん 67才
(ささはら まさこ) 若いころ、新聞部に入部していた経験を持つ。ウェンディを読み、管理組合の運営の参考としている。日ごろからストレスをためずに早く解消するよう心掛け、多少の運動と、食生活に気を付けている。
(無断転載禁ず)