「そろそろリフォームをしたい」と考えている方に、進め方とポイントを紹介します。
①情報収集、リフォーム会社選び
インターネットやカタログ、情報誌で希望のリフォームのイメージを明確にしましょう。ショールームに足を運び実物を確認すると、よりイメージしやすいです。
次に、リフォーム会社について調べましょう。問い合わせや資料請求、訪問をします。過去の施工例や、自分が重視したい点(デザイン、価格帯、アフターサービスなど)と合っているか、担当者の対応などを考慮し、見積もりを依頼する会社を選びましょう。
なお、専有部分のリフォームは、管理組合への届け出や承認が必要となる場合があります。マンションによっては管理規約や使用細則で使用できる床材の種類が定められている場合などもあります。事前に管理会社に相談しましょう。
②資金計画
無理のない資金計画を立てることが大切です。
リフォームはローンを組むこともできます。条件がありますが、住宅ローン控除が適用され、所得税の還付を受けることができる場合もあります。
またバリアフリーや省エネなど工事の内容によっては、国や自治体から補助金や助成金が受けられるケースもあります。詳しくはリフォーム会社や金融機関、自治体などに確認しましょう。
③見積もり・契約
見積もりを依頼する時は、事前に要望を整理しておきましょう。優先順位を付けておくと、よりスムーズに進みます。見積もりは金額だけではなく、工事項目、仕様、アフターサービスなども確認します。また設計図面や仕様書などと照らし合わせて、要望が反映されているかもチェックします。
契約をするときは必ず契約書を交わしましょう。書面の記録があればトラブルを防ぐことができます。不明点や不備がないか、必ず確認し納得した上で、契約書にサインをします。
④工事、完成
工事が始まる前に、リフォーム会社から日程や注意点についての説明があります。日常生活にどのような影響があるか確認しましょう。騒音などで迷惑をかけることがあるため、周囲の住戸へあいさつすることも忘れないように。
工事が終わると、引き渡し前の「完成検査」に立ちあいます。設計図通りに工事が行われているか、仕上がりに不具合(キズ、汚れ)はないかなどをチェックします。
完成検査が終わったら、リフォーム会社から引渡書(工事完了確認書)を受け取ります。その他、工事費内訳書、アフターサービスに関する書類、設備の保証書・取扱説明書などがあります。将来、リフォームや売却する時に必要になることがあるため、大切に保管しましょう。
ショールームで説明を受ける
2024年11月掲載
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