自宅にシアタールームがあれば、大画面で映画などを楽しむことができます。最近のプロジェクターはズーム機能を備えているものもあり、狭い部屋でも大画面を楽しむことができますが、より迫力ある画面を楽しむには視聴距離や投写画面の面積の確保が重要です。これらを確保する方法の一つに、収納の省スペース化があります。
◆押し入れなどの撤去
押し入れやクローゼットを撤去することで、奥行き分の投影距離をプラスで確保することができます。代わりとなる収納スペースを確保したい場合は、高床式ユニット畳を利用するとよいでしょう。中に物を収納することができ、45〜60センチ程度の高さで視聴の邪魔になることもありません。
◆本棚の撤去
壁面に備え付けの本棚を設置します。既成の本棚よりも奥行きを浅くし、投写画面の幅を確保します。窓の大きさや位置によりますが、壁全面や窓周囲の壁面に設置します。高い位置に収納した書籍は、滑り止めテープや落下防止バーなどで対策をしましょう。
大画面で視聴できるようになると、音量が大きくなりがちです。防音対策を講じ、節度ある利用をしましょう。押し入れの撤去などは管理組合へ申請が必要な場合があるため、事前に管理会社に相談しましょう。
視聴距離と投写画面の面積の確保例
2023年12月掲載
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