素敵なシティライフのためのマンション生活情報

マンション購入までの経緯を教えてください。

勤務先があるエリアでマンションの購入を検討していたところ、当マンションを見つけました。27年前、阪神・淡路大震災が発生した頃で、当マンションは基礎工事をしているぐらいの建築段階でした。工事作業の方に「大地震でも大丈夫か」とお尋ねした記憶があります。「岩盤まで杭を打ち込んでいるので大丈夫ですよ」とのことでした。

公園、小学校、中学校などに近く、子どもも生まれたばかりだったので環境面は問題なく、新築で立地条件も良かったので購入を決断しました。

マンションの気に入っているところ、周辺環境についてお聞かせください。

登録は必要ですが、ペット飼育可であることが気に入っています。飼い主としてのマナー、責任を果たし、他の居住者へ迷惑がかからないよう心掛けています。

コンビニ、スーパーが近くにあり便利で、国道3号線やJR西熊本駅へもすぐの所にあり、街へのアクセス方法も多様です。

1197年創建の歴史ある河尻神宮も近くにあり、秋の例祭はにぎわいます。

管理方式を管理者方式に変更したそうですね。その経緯を教えてください。

当マンションは役員を輪番制（1年ごと）にしていましたが、年齢や仕事、健康面を理由に、役員に就任できない方や理事会への出席が難しい方がいらっしゃいました。その現状を見て、管理会社である合人社より「管理者方式」についての提案がありました。

これまでの理事会方式は、区分所有者が全員で行うべきである共用部分などの管理について、理事会と理事長が権限を代表して行うものです。一方で管理者方式は、その権限を総会の決議によって選任した特定の者に与えて、円滑かつ効率的に行うものであるということでした。

管理者方式であれば、役員の成り手不足や理事会に出席しなければいけないという時間的負担が解消されます。管理者としてマンション管理の専門知識を有する合人社を選任することで、効率的かつ効果的な管理を期待できるというメリットもありました。

これまで通り組合員への検討議案等の説明もしっかりお願いできるとのことで、2021年11月の総会にて賛成多数で可決となり、2022年4月より管理者方式へ変更となりました。

管理者方式や合人社に期待することをお聞かせください。

管理者方式がスタートしてまだ半年も経っていないので、変化はあまり分かりませんが、今後の期待は大きいです。

当マンションは築26年が経過し、大規模修繕工事や熊本地震を経験しましたが、この先もさまざまな出来事があるかと思います。その上、コロナ禍による生活環境の変化や、居住者の入れ替わり、高齢化の中での輪番制で、組合員の意見の取りまとめや意思決定が難しくなると想定されていました。

マンション管理のプロである合人社による管理者方式での管理では、当マンションと類似したマンションでの取り組み等の情報を共有しつつ、より良い環境整備をしていただけると期待します。また、コロナ禍での理事会方式では実際に集まることも難しく、理事長であっても交流がなければ居住者からの意見を聞くことも、問題について役員や管理会社と検討していくことも難しいと感じていたので、その点についても解消できるのではないかと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。