手すりは、歩行や動作を補助するとともに、転倒などを防ぐ効果があります。
「横手すり」は、廊下や階段などに取り付け、体の位置を移動させるときに使用します。握るというよりは手を添えて使います。
「縦手すり」は玄関やトイレ、浴室などに取り付けます。立ち座りなどの動作をするときにしっかりと握って使用します。
横手すりと縦手すりが一体となった「L型手すり」は、移動、立ち上がり、姿勢保持など複雑な動作をするときに便利です。トイレや浴室、玄関の手すりなどに使用されます。
材質は、ステンレス、アルミ、木などがあります。浴室などは濡れた手でも滑りにくく、耐水性のあるものを使います。おすすめは樹脂加工したもので、カビが生えにくく手入れも簡単です。
また、手が滑らないように表面に凹凸加工を施した手すりや、夜間でも安心な光る手すりなど、さまざまな工夫が施されたものがあります。用途に合わせて選びましょう。
手すりは、日々の生活を手助けしてくれます。足腰に不安がある人だけではなく、家族全員で使うことができます。
2021年11月掲載
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