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LED照明

 多くのメーカーがLED照明を売り出しています。かつてLED照明は省エネなものの、照度が低いことがネックで普及が加速しませんでした。最近は各メーカーの技術的な努力で、充分な照度も確保できるようになり、大量生産で価格も下がり、かなり普及してきました。

 従来の照明と寿命を比較してみると、白熱灯3000時間、蛍光灯6000〜1万2000時間に比べ、LED4万時間と大きく伸びて、長寿命です。白熱灯や蛍光灯は寿命がくると点灯しなくなりますが、LEDの寿命は徐々に照度が落ちて70%になったときを寿命として一般的に計算しています。

 従来の照明とエネルギー効率(投入する電流に対して可視光線として取り出せる光のエネルギーの比率)で比較すると、白熱灯10%、蛍光灯25%、LED32%といわれ、蛍光灯より30%程度効率が良いようです。

 LEDの電球は他に比べると少し高価ですが、長寿命と省エネルギーを加味すると、十分に元は取れると考えられています。ただし、市販されている蛍光灯型のLEDの電球の中に、「工事不要で既存の蛍光灯器具に取り付け可能」とうたったものがあるので、注意が必要です。蛍光灯器具には安定器(変圧器のように鉄心にコイルを巻いた物)が付いていて、これに電流が流れると熱が発生します。流れた電流の一部が熱に変わることで、エネルギーのロスが生じていることになります。蛍光灯器具にLEDの電球を取り付ける場合は、配線を加工して電気が安定器に流れないように改造する必要があります。

 またLED照明の中には自然光の明るさを感知し、自ら調光して無駄な消費電力をカットするものも市販されています。

 マンションは専用部分もさることながら、共用部分の照明数が多いので、かなりの省エネになり、経費節約につながります。