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アートセラピスト(絵画療法士)、カラーコーディネーター/岩森 みすずさん

アートセラピスト(絵画療法士)、カラーコーディネーター/岩森 みすず
「絵を描いて幸せになる!」
Profile

岩森 みすず/アートセラピスト(絵画療法士)、カラーコーディネーター
2004年、アートセラピーによる社会貢献が認められ、「国際アカデミー賞」受賞(日本文化振興会)。現在、オフィス・アムールにて、外見と内面とが健康で美しくあるために、パーソナルカラーとアートセラピーの手法を用いてのカウンセリングのほか、セラピスト養成講座を行っている。そのほか、企業研修、セミナーなどの講師としても活動中。また、2005年6月に難民支援のための絵本を出版。現在もボランティア活動中。オフィス・アムール代表。
E-mail:info@color-amour.jp



コラージュ:“将来こうなりたい

コラージュ:“将来こうなりたい"を
雑誌から切り抜いて貼り付けます。

アートセラピーでは物語も作ります。想像力、発想力、独創性が豊かになります。

アートセラピーでは物語も作ります。
想像力、発想力、独創性が
豊かになります。

塗り方1つとっても人それぞれ違い、性格やエネルギー状態、気分、体調などが表れます。

塗り方1つとっても人それぞれ違い、
性格やエネルギー状態、気分、
体調などが表れます。

 私が今仕事として最も力を入れていることの1つが、アートセラピーによる“心のエステ"です。アートセラピーとは「芸術療法」のことで、私が行っているのは「絵画療法」です。絵を描いていただいて、そこから今の身体や心の状態、とりまく環境や今の抱えている問題やテーマを読み解いていきます。絵には無意識が驚くほど表れ、“今の私"を語っています。あまりにそのまま表れるので、よく生徒さんやカウンセリングにいらした方たちは、「当たっている!」とか、「私でなくご守護霊が描かせている(笑)」などと言っています。セラピーというと構えてしまう方もいらっしゃると思いますが、私の行っているアートセラピーは“楽しい"をモットーに行っています。自分を知るというのは怖いようですが、だんだんと絵から自分のことが見えてくると、自分を知ることが楽しくなっていきます。

 自分は何がしたいか分からなくなってしまっていても、心の奥深くにある自分自身は、決して自分を見失ったりしません。どうしたらいいか、どうしたいかが、絵の中に必ず隠されています。どんなに困難や苦難にある方でも、必ず救いとなるキーワードが隠されています。“自分は決して自分を見放したりしない" ということは、たくさんの方々の絵を見させていただくことで、確信しました。アートセラピーで大事なことは“気付き"です。

 描いた絵を通して自分自身を客観的に見ることが“気付く"につながります。私は治療目的で行っていませんが、実際にご自身が描いた絵で、摂食障害、不眠症、癲癇などが治られた方もいらっしゃいます。

 絵は描くだけでストレス発散や浄化作用があります。例えば「怒り」の感情は出したら悪いと思って、溜めてしまう方がいらっしゃいます。たしかに怒りはその対象にぶつければ、また倍になって返ってきてしまうものですが、溜めておくとストレスが倍増してしまいます。そのときに、大きな紙の上に赤いクレヨンで思いを描きなぐるとスッキリします。爆発した火山の絵を描いてもスッキリします。このように、絵に描くことで感情を表現し、バランスをはかることができます。

 そしてアートセラピーの素敵なところは、未来を形にする、実現する手助けをしてくれるところです。将来こうなりたい!を絵に描くことで、絵が現実になることです。

 私のセラピーでは、好きなこと、ワクワクすること、楽しいことを100個リストアップしていただきます。リストアップしていただくと、100人100様のリストができます。

 幸せのイメージは、人それぞれ違うことが分かります。その願いを絵で表します。絵ではなくて、コラージュ(雑誌やチラシ、写真を切り抜いて貼る)もお勧めです。自分が住みたい家、リビングに置くソファ、行きたい国、仕事、家庭、なんでも望むように描きます。3ヵ月、半年、1年と振り返ってみると、必ず100個の中から叶っていることが出てきます。住みたい家を建てた方、結婚や出産、お店を持った方、いろいろな方がいます。

  私の願いの1つが、アートセラピーによる“心のエステ"です。身体のエステの足裏マッサージやエステサロンのように、誰もが気軽にどこででもアートセラピーを受けられるようになることです。身体と一緒で、心も疲れたり、弱ったり、風邪を引くことがあります、そんなときに気軽に行けるサロンです。

 また私はカラーコーディネーターとして、心だけでなく、外見を磨いてくれるパーソナルカラー診断も行っています。人は肌、髪、瞳の色によって、それぞれ似合う色が異なります。ピンク色といっても、ベビーピンク、ショッキングピンク、サーモンピンク、コーラルピンクなど微妙に色みやニュアンスの異なるピンクがあり、個人の持つ肌、髪、瞳の色によって、似合い方が違います。不思議なもので、似合う色を身に付けると、肌も髪もツヤツヤで、瞳がキラキラし、一瞬にしてパッと輝きます。外見が変わると、内面も明るくなっていきます。心と身体は1つです。

パーソナルカラーでは、120色の中からお似合いの色を探します。

パーソナルカラーでは、
120色の中からお似合いの色を探します。
詳細はホームページをご覧ください。
日本UNHCR協会
http://www.japanforunhcr.org

 私は、皆さんの内面と外見が元気で楽しく、明るく輝いているためのお手伝いを “色彩"と “絵"の力を借りて楽しみに行っています。

 最後に、現在私が力を入れていることがボランティア活動です。昨年難民支援のための絵本『ほんのすこしの勇気から』を6月20日の世界難民の日に合わせ出版しました。この絵本は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本公式窓口である日本UNHCR協会が主催した勉強会で出会った仲間に呼び掛けけ、8人で作りました。皆さまの温かいご支援のおかげで、この絵本は50社以上のメディアに取り上げていただき、2万部以上の売上となりました。印税はすべて難民支援のために寄附しています。今までに約200万円の寄附ができました。支援の輪が広がることが目的でしたので、この結果を心からうれしく思っています。支援の輪が広がると、仲間も増えて多くの方のご縁をいただきました。この絵本の帯に、思いがけず緒方貞子先生(元国連難民高等弁務官)からお言葉をいただくことができ、お目にかかる機会を得ました。ボランティア活動は “情けは人のためならず"で、自分にとってこんなに有意義で、充実したことはないと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。

この絵本の読書感想コンクールが今年行われることになりました。絵本を通しての難民支援の輪がさらに広がることを願っています。



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