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デザイナー/ヤマザキマサミさん

デザイナー/ヤマザキマサミ
「“原始人”自然に帰ることを目指す、彼女の生き方に注目」
Profile

ヤマザキマサミ/デザイナー
国内や海外をふらふらしながら、時に大地に暮らしながら、立体(インスタレーション)、平面、言葉(うた)、衣(染め,織り)で現しています。3年前からNYでの活動もはじめました。インスタレーションと、衣に関しては主に天然繊維を素材に使い、衣は糸、繊維から染織して、布を織り制作しています。色々なカタチで、生なシンプルを表現しつづけています。



マフラー素材 メリノウール

マフラー素材 メリノウール

展示会 in N.Y

展示会 in N.Y

ポンチョ。素材はウール・シルク・コットン。

ポンチョ。
素材はウール・シルク・コットン。

アフリカ留学のはずがちょっと立ち寄ったN.Yで・・・

 もともと立体物でインスタレーション(展示)をしていました。もちろん今も続けています!仕事は、塾で絵の授業をしたり、自分で工作教室を開いたり、アンティークのグラスを扱うカフェを自分でやってみたり、アウトドアの会社でカメラマンをしたりと・・・。

 なんとなく美術に関わる仕事をしつつ、本来の私の仕事の立体物を創ってきました。でもこれでは稼げないし、まずいと思ったのもきっかけ。もともと、大学では「織り」専攻だったのもあり、たまに自分で作った布で身につける物をつくっていました。でも仕事には到底届かないところにまだいましたね。たまに創っては、デパートで売ったりとかもしていたのですが、まあそこどまりでした。アフリカに留学しようと思って、そのまえにちょっと立ち寄るはずだったN.Yで結局長居して、本格的に商品(商品になりきれない作品)の製作を始めました。道で、売って生活の糧にしたり、売込みしたり。

学校生活の1番の思い出は"旅”そこに今の私の原点があるのかも・・・

 学校に通っていた時は、とにかく課題が多くて、朝から晩まで学校で制作していました。私が専攻していた科は、遊べないようにと先生がそういうカリキュラムを組んでいたらしいのです。楽しかったのは「学校」以外かな?旅が好きで休みがくると、その休みをめいいっぱい使って、国内・海外をふらふらしていました。学校生活で一番の思い出かもしれません。色々な人にあったし、いろいろな物も見たし、食べたし。もしかしたら、これらの旅が私を今のようにさせたのかもしれません。

下手でもいいから「織る」ことが私にとっては大切なのです。

 身に着けるものに関しては、裸で、裸足で着る物をコンセプトに。地についた足の裏から、呼吸できるような感覚のもの。色はナチュラルそのものの色か、ビビットのもの。自分でもなぜだかよく分からないのです。でもそれしか使えないのです。素材は、天然繊維、糸から染めて、布を織る。下手でもいいから、織ることが私には必要なのです。どんなへっぽこな布でも、とてもとても気持ちが良いのです。デザインは、ほとんどないに等しいですね。布をまとっているようなデザインが多いかもしれません。風に吹かれたらそのまま飛んでいけそうなように。

 オブジェアクセサリーは、今は主に大きめのアクリルビーズを使っています。子供の持っている宝石箱のなかのアクセサリーの耀きを求めています。子供の宝石箱ってその日の気分によって、大人ぶってみたり、子供だったり、いろいろ変身できる。そのたびに耀きが変る事のできるアクリルを素材にしています。そんなきらきらした心地をこめています。説明すると嘘のように聞こえるかもしれませんが、ほんとシンプルな心をもち続けられるように、と願いを込めています。

 立体物に関しては、目的は・…なぜだか出来上がってしまう、創っているときの記憶はないに等しいのです。本来のヒト、生き物であり、宇宙的ヒト…。生なシンプルと自分との交信かな?巨大な空間に溶け込むことが目的です。その巨大な空間は、カタチは何もありませんがそれをカタチにしているのです。矛盾な作業をしているのでしょう。そのかたちの無いものが私には見えたり見えなかったり。何かの暗号を解くように誰かに操られているような感じなんです。言葉で私のインスタレーションについて説明するのは大変です。使っている素材は、天然繊維が主で私の中での繊維質のものは、ウールのように動物性のものもありますが、木、土、草などです。毛は抜け落ちたりして土に返り、そして木、草は天に向かって何処までも伸びる。天に続いているものだから私に必要なのかもしれません。

外の染色場にて。

外の染色場にて。

やっとスタートラインにたてたかな・・・

 今はまだ作品創りと商品のはざまで、もがいている真っ最中です。やっとスタートラインにたてたかな。と思っているので、今までのチャンスを無駄にしないように、まとめつついろいろな分野とのコラボレーションもしていきたいと思っています。 

極めてシンプルに生きること・・・

 これから先目指すものは"原始人"です。簡単に言えば、自然に帰るというニュアンス。

 極めてシンプルに生きること。"かっこいいいきもの"になりたいのです。その"いきもの"とは、風とか土とか月の光とか、やりとか、馬とか。そんな感じです。

群馬の山中にて、インスタレーション。

群馬の山中にて、インスタレーション。

デザイナーを目指す人たちへ

 やりたいことを続けるということが、一番の力になると思います。

今制作中の物は、3月から1ヵ月間やる<12/m>株式会社アバハウス企画の準備をしている。

 場所は代官山の「ドゥヴィネットオーグ SPEAK FOR店」tel03-5459-6388
暖かい光を放つキャンドルスタンドやランプ、織りのポンチョ、バッグを制作中。

N.Y在住のシャンデリアアーティスト NATSUとのコラボレーション

N.Y在住のシャンデリアアーティスト
NATSUとのコラボレーション1

N.Y在住のシャンデリアアーティスト NATSUとのコラボレーション

N.Y在住のシャンデリアアーティスト
NATSUとのコラボレーション2

最近の1日のスケジュール
9:00~24:00
染織したり、創ったり。
~創っている時は、時間をわすれてしまう。~


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