マンション管理の基礎知識

管理組合について

管理組合とは

 管理組合は、マンションの建物やその敷地、附属施設を管理するために、区分所有者全員で構成される団体です。標準管理規約第6条では、「区分所有者は、区分所有者の共同の利益を増進し、良好な住環境を確保するため、区分所有者全員をもって管理組合を構成する」とされています。

組合員の資格について

 組合員の資格は、区分所有者となったときに取得し、区分所有者でなくなったときに喪失します。新たに組合員の資格を取得し又は喪失した者はその旨を書面により管理組合に届け出なければなりません(標準管理規約第30条、31条)。

管理組合の役員について

 マンションの共用部分の管理やトラブルの解決は、本来管理組合の構成員である区分所有者全員で行うのが理想です。しかし、現実には困難であることが多いので、実際には、理事長、理事、監事といった役員を置き、管理組合の業務を執行する体制を整備しているのが通常です。そこで、標準管理規約第35条では、役員として、理事長、副理事長、会計担当理事、理事、監事を置くこととしています。
 また、標準管理規約第35条では、「理事及び監事はマンションに現に居住する組合員のうちから、総会で選任する」とされています。「現に居住する者」に限定しているのは、役員としての任務を円滑・的確に遂行することができるようにするためです。
 また、「組合員」に限定しているのは、マンション管理の主体は区分所有者であり、かつ、共有財産の管理に最も関心が深く、管理に当たっての自覚も高いのは「組合員」だと考えられるからです。このことから、区分所有者以外の配偶者や賃借人などの占有者等は役員となることはできません。
 理事長、副理事長、会計担当理事は、理事の互選により選任します。

 このように管理組合は区分所有者で構成され、その役員が区分所有者の代表としてマンションの管理を行います。役員は、法令、規約及び使用細則その他細則、総会及び理事会の決議に従い、誠実にその職務を遂行しなければなりません。


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