編集部からのご回答
マンション管理
各戸のドアや窓ガラスなどの管理は誰が?
外部に面している各戸のドア・窓ガラス・サッシ・パッキンなどは、共用部分と聞いていますが、管理は誰がすればよいのでしょうか?
外部に面しているドア・窓ガラス・サッシ・パッキンは、基本的に共用部分となります。
しかしその住戸の専用使用部分となり、日常の管理、補修は各住戸で行っていただくことになります。経年劣化などにより、一斉の修繕が必要な場合は、管理組合として、長期修繕計画の一部に取り組まれることもあるでしょう。
(1998年12月掲載)
駐輪場不足の対策は?
駐輪場の不足に対して、他のマンションではどうされているのかを教えてください。
駐輪場不足の解決策として、
(1) 使用していない自転車の所有者へ自主廃棄を促す
(2) 登録制にしてステッカーを貼付する
(3) 有料化する
(4) 種別ごとに分別する
(5) 場所の割り当てを行う
(6) 小さなスペースを活用する
(7) 共用自転車を設置する
(8) 増設するなどがあります。
またこれらの中で複数の項目を採用される場合もあるでしょう。
ただし、マンションによって状況が異なりますので、理事会などでよく話し合い、最も適した案を採用されると良いでしょう。
(1998年11月掲載)
共用部分の点灯について
だんだん日が長くなってくると、まだ十分明るいうちからエントランス前やエレベーターホールの明かりがついているのが気になります。逆に日が短くなり暗くなってもなかなか明かりがつかず、鍵など探すのにも不便で困ることがあります。センサーで点灯するようになっていないのでしょうか?
お問合せのマンションでは、センサー式ではなくタイマー式ですので、時期が来ると点灯時間をセットし直す必要があります。
管理員が必要に応じてセットするようにしておりますが、明かりがつくのが早い(または遅い)と感じられましたら、管理員までお申し出ください。
(1998年5月掲載)
長期修繕計画はなぜ作成するのですか?
長期修繕計画はなぜ作成するのですか?
マンションの劣化現象が始まってから修繕をするのではなく、あらかじめ長期的な修繕計画を立てることにより、修繕時期、概算費用等を予測することができます。
それに基づいて修繕費用を積み立てておくことによって、工事費用の一時負担額が少なくて済むこととなります。
(1998年2月掲載)