『青い空』
静かで澄み切った青い空を見上げている。
そして、この空は悠久の丘につながっている。
2025年1月12日、「タカ」という名の1人の女性が長い人生を終えた。
私を産んだその女性は、まもなくこの丘から天に昇っていく。
何故、私はこの瞬間に悠久の丘に立っていないのだろう。
涙が出てこない。感情が鈍麻しているのかもしれない。
随分前に私の家族は崩壊した。
晩年は狭い病室の空間が彼女の生きた場所だった。
45年以上一度も会うことなく彼女は逝ってしまった。
空白の時間は余りにも長過ぎて、
今となっては彼女が何を思い生きてきたのかを知る術もない。
最期に彼女は私に会いたかったのだろうか。
幸せな時もあったのだろうか。
お別れの時間だ。まもなく火葬がはじまる。
遠く離れたこの場所からこの青い空を見上げ、彼女を弔うことにした。
どうか安らかにお眠りください、
合掌
最期に
やり場のない気持ちを「天国への手紙」に、思いを刻むことによって救われた気がします。
深く感謝申し上げます。
M.K