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Mansion Reform

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屋外階段のリフォーム

 マンションの屋外階段の床の仕上げは、多くの場合は、防水モルタル仕上げに磁器あるいはステンレスのノンスリップを段鼻(階段の踏み板の先端)に取り付けた形が多いようです。

 他の建物に比べて、マンションは階段の使用頻度が低いので、床仕上げの摩耗や損傷は少ないのが通常です。

 しかしコンクリートは多かれ少なかれクラックが生じるので、上階の階段床のクラックから雨水が染み込んで、天井にエフロレッセンス(写真①)が生じて、見た目に汚れてきます。大規模修繕で天井のエフロレッセンスを除去して新たに塗装しても、雨水が染み込むと再びエフロレッセンスが生じてしまいます。これを防ぐためには、上階の床から雨水の侵入を止めることが必要です。

 最近のマンションでは、最初からノンスリップシート(塩ビシート)張にし、排水溝に塗膜防水を施工して、雨水の侵入を防止している場合もあります。しかし、既存のマンションの場合は、塗膜防水を塗る方法や塗床材を塗布する方法、ノンスリップを撤去して階段用の塩ビシートを張る方法などで修繕を行います。

 いずれの修繕方法も一長一短あります。塩ビシートはきれいですが、施工費用が高くなります。塗膜防水は厚みがあるのでノンスリップと接する部分がきれいに施工できず、塗膜がめくれてしまうことがあります(写真②)。塗床材は単価が安いのですが、完全な防水ではありません。

 いずれの工法を選んでも耐用年数はほぼ同じ程度で、次の修繕時期はやって来ます。期待する機能とコストのバランスを考えて、修繕方法を選択することになります。その場合は、やはり専門家の意見を参考にするのが賢明でしょう。

写真① 天井に生じたエフロレッセンス(白華)
写真② はがれてしまった塗膜防水
写真① 天井に生じたエフロレッセンス(白華) 写真② はがれてしまった塗膜防水